1532〜1533年名馬が生まれる。領主大内義隆公がこの馬を献上するように命じた。なかなかこの名馬を捕らえる事が出来ずにいたが芦山城主金田三郎乗貞の手でようやく捕らえられる。褒美の際自分の力ではなく日頃から念じてた樟の森の
若宮明神の御加護と謙遜しその態度を大内氏も感心し三百石の加法奉を。
名馬も大内義隆氏の自慢の馬となる。
名馬没後樟の木の根元に葬る。
その後神として祀られ、「樟の森霊馬神」と号し、毎年三月二十八日に慰霊祭を行う。
樟の森は、樹齢千百有余年の樟の大樹この森の護持と礼拝者・里人の健康と幸せを念じクスの森若宮神社の社殿を平成二十二年三月十四日に新装改築。