ほこのみや
熊本県阿蘇郡小国町大字黒渕2887
昔、この近くで二振りの鉾が出た。それを同地の湧水で洗うと燦然と輝く古金であった。その夜村長の夢枕に白髪の老人が現れ、神のお告げとして鉾を御神体として祀れ、と言い残して姿を消した。 この地に祠を建立..
昔、この近くで二振りの鉾が出た。それを同地の湧水で洗うと燦然と輝く古金であった。その夜村長の夢枕に白髪の老人が現れ、神のお告げとして鉾を御神体として祀れ、と言い残して姿を消した。 この地に祠を建立以降、家内安全、夫婦円満とこの村の鎮守として敬愛されている。 明治になり宝来吉見神社と改称されたが、今でも「ほこみやさん」と呼ばれている。 祀神は国龍命(神武天皇の女一皇子)と又彦ハ井命(国龍命の妃)だが鉾との関係は不明。(神社の由緒書きより)