こうこうじ
兵庫県赤穂市加里屋1861
法耀山高光寺は、元大津村にあって妙典寺と称していたが、寛永十七年(一六四〇)に現在地にうつされた日蓮宗寺院である。 明暦三年(一六五七)赤穂藩主浅野長直侯から御本尊の寄進を受け、寛文二年(一六六二..
法耀山高光寺は、元大津村にあって妙典寺と称していたが、寛永十七年(一六四〇)に現在地にうつされた日蓮宗寺院である。 明暦三年(一六五七)赤穂藩主浅野長直侯から御本尊の寄進を受け、寛文二年(一六六二)奥方、高光院殿蓮心日澄大姉の菩提寺となるよう仰せ付けられた。 延宝二年(一六七四)に浅野長友侯が願主となり、当山を大改築して、高光寺と改称、竹万村大乘寺と、大津村に新たに建立された妙典寺を高光寺の末寺とし、延宝四年に日蓮宗中本山となった。元禄十四年(一七〇一)の浅野家断絶に際しては、家臣から高光院殿御墓料として田地五反二畝九歩を寄進された。 当山檀越、原惣右衞門寄進の七面大天女を祀り、毎年九月十九日に火伏祭を営んでいる。 なお義士関係の寺宝としては、原惣右衞門直筆の「法華経」八巻、大石良雄筆「大黒天画像」、浅野家寄進の「三十番神画像」「鬼子母神・十羅刹女画像」等が保存されている。(赤穂義士会掲示より)
法耀山
日蓮宗
釈迦如来像
JR播州赤穂駅 から徒歩 7 分