かみはなぞのじんじゃ
和歌山県伊都郡かつらぎ町大字花園中南297
当神社は、平安時代に殖産興業の神として創建されたといわれ、その後、花園荘の氏神として祀られ、とくに南北朝時代の長慶天皇の崇敬が厚かった。 いつの頃からか花園荘の中南、久木、相の浦、大滝、各村協議の..
当神社は、平安時代に殖産興業の神として創建されたといわれ、その後、花園荘の氏神として祀られ、とくに南北朝時代の長慶天皇の崇敬が厚かった。 いつの頃からか花園荘の中南、久木、相の浦、大滝、各村協議のうえ4ヶ村分離し、以来、中南の氏神として上花園神と称するようになった。 昭和57年神饌所、社務所が改築される。 本殿は一間社春日造で、天保5(1834)年建立。 1月10日に「御田の舞」が行われ、菩薩面、鬼面、鼻高面、等の面、20余面を此の神事に使用する。 現在は、鼻高面だけを使う(人口減による)。 なお面箱に「文保元(1317)年六月十五日、日州住侶再興永禄五年十一月一八日貞宗敬白」とある。 大きな杉に囲まれた社である。 高野竜神スカイラインの旧道に位置し、近年、竜神温泉へ行く観光客も多く立ち寄るようになった。
丹生都比売大神(にうつひめのおおかみ)、高野御子大神(たかのみこのおおかみ)、気比明神(けひみょうじん)、市杵島比売命(いちきしまひめのみこと)、里の神一三座
本殿(木造檜皮葺上赤板葺春日造 2社) 社務所(木造銅板葺平屋建) 一ノ鳥居(石造) 二ノ鳥居(木造)
中南バス停 から徒歩2分(118m)