あれしまじんじゃ
宮城県本吉郡南三陸町志津川字大森162
御由緒不詳ではあるが、往古から荒島に地方漁民の信仰が篤い弁天宮があった。近年はその神殿は廃絶し、荒島の南方に弁天島と称する島上に一石祠を遺すのみとなった。然るに、昭和35年5月24日チリ地震津波あり..
御由緒不詳ではあるが、往古から荒島に地方漁民の信仰が篤い弁天宮があった。近年はその神殿は廃絶し、荒島の南方に弁天島と称する島上に一石祠を遺すのみとなった。然るに、昭和35年5月24日チリ地震津波あり、町内全域に大被害を被り、特に本浜(沖の須賀)大森等最も甚だしく、都市計画に基づき、本浜区内の金毘羅大権現(文政4年8月10日、五十人集中沖須賀中)建立碑並びに八大竜神(文久元年6月7日導師喜明院)建立碑を弁天宮に合祀し、新たに荒嶋神社を創建することを定め、翌36年11月社殿を新築して鎮座祭を執行した。