みのどう
長野県須坂市大字米子寺内34
名勝米子大瀑布への道筋に見える奇岩絶壁は雨具の「蓑」に似た山容から蓑堂山と呼ばれる。昭和40年代の松代群発地震によりかつて本道内に安置されていた本尊の十一面観世音菩薩は麓の樋口家宅にて大切に安置され..
名勝米子大瀑布への道筋に見える奇岩絶壁は雨具の「蓑」に似た山容から蓑堂山と呼ばれる。昭和40年代の松代群発地震によりかつて本道内に安置されていた本尊の十一面観世音菩薩は麓の樋口家宅にて大切に安置されている。俗に「べべ出し観音」とも呼ばれるのは、急峻な坂や岩場をよじ登って参拝する際、女性の着物の裾が乱れ、後ろから登る男性の目に思わぬ“ご利益”があったからだとか。江戸時代後期、祭事で村が留守の間に火事が起きたことから「お祭り嫌いの観音様」としても知られている。
蓑堂山
十一面観世音菩薩
信濃三十三観音霊場 九番
無料
無し