かじなしじんじゃ
大阪府東大阪市六万寺町3丁目14−31
神武天皇の東征の際、御船を白肩津から入江深くにさかのぼって来たが、生駒颪によって波高く、梶(舵)が折れ、海上を漂流するという危機に直面した。
神武天皇が祖神の御加護を求めて祈祷を行ったところ、..
神武天皇が祖神の御加護を求めて祈祷を行ったところ、さしもの強風も鎮まり波も穏やかになって、附近の丘に御船を付けて上陸することができた。
天皇は、祖神の御加護を深く歓ばれて、その上陸した処に祖神の瓊瓊杵尊と木花咲耶姫命を祭神とした祠を建て、神々に感謝をした。
この祠が後年、梶無神社になったという。
毎年、春から夏にかけてアオバズクというフクロウが繁殖のためにやって来る。
瓊瓊杵尊、木花咲耶姫命
式内社(小)、村社