ことひらじんじゃ
岡山県倉敷市玉島乙島3372-1
当社は後水尾天皇朝の寛永年間、讃岐の金比羅宮から勧請された。 貞観年間に、天台宗の円乗院が創建されたとき、鎮守の神として祀られた後、円乗院が火災で焼失したので、詳細は不明であるが、当地に移して祀..
当社は後水尾天皇朝の寛永年間、讃岐の金比羅宮から勧請された。 貞観年間に、天台宗の円乗院が創建されたとき、鎮守の神として祀られた後、円乗院が火災で焼失したので、詳細は不明であるが、当地に移して祀った。 明治維新までは、円乗院が別当として奉仕した。 第114代中御門天皇の正徳年間、讃岐高松藩主、松平頼旨の崇敬を仰ぎ、特に水島灘に集う船舶関係者の海上安全や、疫病除けの神として近郷一円の崇敬者が大勢参拝した。松山藩主水谷公が玉島新開地を造成し、玉島港が拓かれてから、幕末以降、明治40年頃までは、最も繁栄を極めた。その間、玉島港に出入りする船舶問屋は、金品を奉納する者が大勢いた。10月9日、10日の秋祭には、殊に参拝者が多く、寄進者名簿によると、永代祈願者は、北海道、奥羽、武蔵、加賀、越前、越後、大阪、讃岐の各地に亘った。社の周辺の門前には、露天が所狭しと並び境内では大相撲の奉納試合が行われ隆盛を極めた。
大物主命,大國主命
村社
こんぴらさん
1月10日:正月大祭 7月10日:夏祭り輪くぐり大祭 10月10日:秋季大祭
有り 10台
有り