くささじんじゃ
大阪府豊能郡能勢町宿野270
当社は和銅6年(713年)創建、延喜式内の能勢三社の一つの神社で官幣小社に列せられ、昔から大宮と称し、近郷の崇敬厚く、草々明神とも云われた。社名は古来から地名に因んで久佐々神社と称したが享保年間(1..
当社は和銅6年(713年)創建、延喜式内の能勢三社の一つの神社で官幣小社に列せられ、昔から大宮と称し、近郷の崇敬厚く、草々明神とも云われた。社名は古来から地名に因んで久佐々神社と称したが享保年間(1720年ごろ)、宿野大明神と改め、更に享保18年8月、正一位久佐々神社と復称した。 地名の久佐々は「日本書紀」巻十四巻雄略天皇の条「摂津国来狭々村云々」と見え、「続日本紀」巻六元明天皇の条「玖左佐村山川遠隔道路嶮難、由是大宝元年始建館舎、雑務公文准一郡例云々」とあり、当社はこの館舎の地であり、郡司によって奉斎せられたものである。 明治5年、郷社に列せられ、同41年5月、神饌幣帛料供進社の指定をうける。明治40年、大字宿野、大里、柏原、片山、平通、下田の各神社をここに合祀した。
和銅6年(713年)創建、延喜式内の能勢三社の一つの神社で官幣小社に列せられ、昔から大宮と称し、近郷の崇敬厚く、草々明神とも云われた。
主祭神:賀茂別雷命 合祀神:猿田彦命・大歳神・速素戔嗚尊・応神天皇
式内小社(攝津國能勢郡 久佐佐神社)
和銅6年(713年)
5月16日