しむらふどうどう(ほんにょにんどう)
高知県室戸市元甲 甲2746
行当岬は羽根崎と室戸岬のほぼ中間に位置する。高さ40mの不動巌があり、弘法大師修行の地で、行に当たられたので行当西寺とも呼ばれる。波切り不動として信仰を集めた。明治始めまで西寺は女人禁制で女の人は入..
行当岬は羽根崎と室戸岬のほぼ中間に位置する。高さ40mの不動巌があり、弘法大師修行の地で、行に当たられたので行当西寺とも呼ばれる。波切り不動として信仰を集めた。明治始めまで西寺は女人禁制で女の人は入山できず、ここで納経したので、女人堂としてにぎわった。ウバメガシ、ヒトツバシダに覆われ、大石を抱いたアコウなども群生している。
空海が若き日に不動巖の御厨に籠り修行を行った霊跡と言われ、航海安全祈願のため波切不動明王を安置した御堂を建立した。明治以前は女人禁制だった四国霊場第二十六番札所・金剛頂寺の女人堂だった。
真言宗
豊山派
金剛頂寺境外仏堂
波切不動明王
行頭不動堂・本女人堂
四国霊場番外札所
空海遍路文化会館は志納
有り