うんしょうじ
栃木県那須塩原市三区町659
雲照寺は栃木県那須塩原市三区町にある真言宗東寺派の寺院。 正式名称は「十善山 雲照寺」と号する。 明治20年5月5日、雲照律師により開山。ご本尊は大日如来、脇侍に不動明王と愛染明王である。 古..
雲照寺は栃木県那須塩原市三区町にある真言宗東寺派の寺院。 正式名称は「十善山 雲照寺」と号する。 明治20年5月5日、雲照律師により開山。ご本尊は大日如来、脇侍に不動明王と愛染明王である。 古くから不毛の原野であった那須野ヶ原は砂利層で覆われているため、水に恵まれず作物が育たない土地柄であったが、明治の初期頃に明治の元勲である大山巌や松方正義、三島通庸らの農場や那須疎水の開通により、開墾が進められ、生活の安定が計られてきた。そこで心の拠り所のとなる寺院の創設が不可欠となり、当時の那須開墾社の社長・印南丈介ら指導者が雲照律師に新寺建設を請願し、同時に那須開墾社は寺院建設の土地を提供した。 そして地元の人々の惜しみない労力によって、雲照寺は建立された。 その後雲照律師の弟子、二世隆應和上の願いにより、西国観音霊場の本尊の写し三十三体の石像や、親観音の准胝観世音菩薩の石像が明治40年までに整備され、「雲照寺石仏観音霊場」が完成した。 親観音の准胝観音の石像は那須三十三観音霊場の十六番札所となっている。 (那須三十三観音霊場札所案内を参照・要約。)
十善山
真言宗
東寺派
明治20年
大日如来 札所本尊:准胝観世音菩薩
雲照律師
十善山 雲照寺
那須三十三観音霊場 十六番札所
車:東北自動車道「西那須野塩原」ICより6分。
30分
あり
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