くりぎみたけじんじゃ
神奈川県川崎市麻生区栗木1-10-1
栗木には古き時代より日本武尊を祭神とする村社御嶽神社と素盞鳴尊を祭神とする無格社八雲神社があり、共に村の守り神として村民をはじめ近隣の人々に崇敬されてきたがいづれもその由緒は不詳である。 明治三十九..
栗木には古き時代より日本武尊を祭神とする村社御嶽神社と素盞鳴尊を祭神とする無格社八雲神社があり、共に村の守り神として村民をはじめ近隣の人々に崇敬されてきたがいづれもその由緒は不詳である。 明治三十九年一村一社の勅令があり大正八年九月の氏子総会において八雲神社境内地に両社を合祀し村社御嶽神社とすることにして以来、70有余年地域の鎮守の役割を果たしてきた。 従ってこの神社には二神が祭祀され厄除けの神、縁結びの神として広く知られている。
時の流れによる老朽化に加え昭和六十二年時代の要請により開始された栗木第二土地区画整理事業に神社境内地が含まれるため、本殿社務所をはじめ諸施設の建設を氏子総会で決定した。
直ちに神社建設委員会を発足し仮社殿の建設や仮遷座祭、神社の解体、建設資金の調達、奉賛金寄進者の募集、本殿社務所石工事の設計発注等を行った。 その間区画整理事業による境内地の造成工事も進み、平成五年三月地鎮祭、同年十一月立柱祭・上棟祭を挙行し平成八年十月竣工のはこびとなりここに長い間の氏子の悲願が達成された。
社名は地域の末永い平和と繁栄の御加護を願い栗木御嶽神社とした。
鶴間熊野神社の兼務社
日本武尊 素盞鳴尊