かわたじんじゃ
滋賀県甲賀市水口町北内貴490
天湯川桁命は鳥取造の祖で、その位勲は日本書紀巻六に録されている。本社殿の創建は垂仁帝の御代と伝えられ、清和帝の貞観年間神階を授けられ、醍醐天皇の延喜の制で大社に列し四時の官祭に預った。当時社殿を再建..
天湯川桁命は鳥取造の祖で、その位勲は日本書紀巻六に録されている。本社殿の創建は垂仁帝の御代と伝えられ、清和帝の貞観年間神階を授けられ、醍醐天皇の延喜の制で大社に列し四時の官祭に預った。当時社殿を再建し境内をも拡張したが土御門帝の長享初年に足利軍の兵火で焼失、後一年余にして延徳元年内貴城主内貴伊賀守孝則が社殿を造築した。しかし正親町帝の元亀、天正年間の兵乱にその大半を焼失、以後逐次修復されて現在に至った。 中御門帝の享保十一年正一位川田大明神の位号を持明院基修の染筆で賜った。天和二年以来水口城主加藤氏の崇敬深く毎年幣帛料を献ぜられ明治四年迄続いた。同二十四年四月内務省から古社保存資金百五十円を下賜され、同九年十月村社に、同十七年十一月郷社に、昭和十一年六月県社に昇格した。
川田神社(かわたじんじゃ)は、滋賀県甲賀市に鎮座する神社である。
天湯川桁命 天川田奈命
式内社(名神大)論社 旧県社
(伝)垂仁天皇朝
一間社流造
4月25日
古式揚矢祭(2月20日)