いせみことじんじゃ
島根県隠岐郡隠岐の島町久見字宮川原375
社家の伝えによれば、伊勢族が隠岐島に来住した当初、毎夜に海上を照らしながらやって来る神火(怪しい火)があり、それが現鎮座地の南西5.5km隔たった字仮屋の地に留まるので、その地に小祠を建てて祖神であ..
社家の伝えによれば、伊勢族が隠岐島に来住した当初、毎夜に海上を照らしながらやって来る神火(怪しい火)があり、それが現鎮座地の南西5.5km隔たった字仮屋の地に留まるので、その地に小祠を建てて祖神である伊勢明神を勧請奉斎したところ神火の出現も止んだといい、その祠を後に現在地に遷座したものであるという。
伊勢命神社(いせみことじんじゃ)は、島根県隠岐郡隠岐の島町に鎮座する神社である。『延喜式神名帳』隠岐国穏地郡に「伊勢命神社 名神大」と記載された式内社(名神大社)で、社格は旧郷社。鎮座地は島後の北端にあたる。
伊勢命
式内社(名神大)・旧郷社