正保元年2月14日、佐藤左衛門之亟が、伊勢神宮に代参した折、その尊厳さに深く感激し尊敬のあまり、神宮の御神木と、社殿の土を拝戴して帰り、地区民一同で上林の地に御堂を建立して天照大御神を勧請したと言い伝えられている。
享保3年氏子の数が多くなり、社殿が狭くなったので、三浦三四郎所有の弥市山の一部を寄付してもらい新社殿を建立した。 その時三浦助右衛門家の三尊仏を祀る。
天保11年、新御堂造営。 天保12年焼失。
文久元年近代的な神社造営の協議をし、代官と奉行に陳情、文久3年許可。
慶応3年着工から4ヶ年の歳月を要して完成。
明治6年5月三尊の仏体を廃し神明社となる。
大正4年本殿新築、拝殿増築現在に至る。
平成16年~17年、本殿・拝殿・幣殿・神輿殿他計7点が国の登録有形文化財に指定される。