元来御堀村には八幡宮、厳島大明神、大歳大明神の三社があった。然るに寛文9年(1669)3月に御堀村に大火があって、三社及び民家までたくさん類焼した。そこで3社を合併し御堀村の村社八幡宮として翌10年(1670)に再建した。御堀の村社八幡宮と氷上の村社氷上神社、金成の村社鏡山神社、御堀の八幡宮摂社厳島神社を合併して、明治42年6月御堀神社と改称した。神戸とのと幣殿とは八幡宮のもの、拝殿は氷上神社のもの、倉庫は鏡山神社のものを用いた。鳥居は厳島神社の宝永七年のもの、手水鉢は氷上山山王社のものという風に各神社のものを使用し造営された。