かぼうじんじゃ
宮城県仙台市太白区鈎取本町1-17-20
昔、この地に訪れた弘法大師(空海)が一杯の水を所望すると、村人は遠く離れた水場へ冷水を汲みに行き、大師に差し出しました。 水に困窮していた村の事情を知った大師が指差した地面を掘ると、ほどなくなみな..
昔、この地に訪れた弘法大師(空海)が一杯の水を所望すると、村人は遠く離れた水場へ冷水を汲みに行き、大師に差し出しました。 水に困窮していた村の事情を知った大師が指差した地面を掘ると、ほどなくなみなみと水が湧き出たと言います。 大師が村に遺した「火防の書」は大切に守り伝えられ、およそ百年前、当家の主、佐藤傳五郎により敷地内の御堂にご神体として祀られました。 毎年「火防講」の祭りも開かれ、参拝者に配られる御守は「火防の言い伝え」と共に、変わらぬ信仰を集めています。
4月1日 火防講
有り