こまつじんじゃ
大阪府大阪市平野区瓜破東6-2
瓜破の古書「船戸録」によると、この地に源氏の武士権守宗重の一子で湯浅七郎兵衛宗光と言う人が住んでいた。この宗光が安元の戦いの際、平重盛に危い命を救けられたことがあった。その後、平重盛は紀州の熊野浦に..
瓜破の古書「船戸録」によると、この地に源氏の武士権守宗重の一子で湯浅七郎兵衛宗光と言う人が住んでいた。この宗光が安元の戦いの際、平重盛に危い命を救けられたことがあった。その後、平重盛は紀州の熊野浦に入水してこの世を去った。このことを知った宗光は報恩のため自己所有の土地を寄進し、社殿を建て、その霊を祀つり小松大明神と名づけられた。その後、小松大明神は本郷の氏神さまとして郷民たちの信仰を集めるようになった。元来、この神社は当地の南西方向に位置していたが鉄道敷にかかったため天神社に合祀されていたものを、南之町の有志によりこの地に社を昭和22年に建立し、祀つることにされた。
大阪シティバス 瓜破バス停から徒歩
なし