しながわだいば
東京都港区台場1丁目10
品川台場は嘉永六年(1853)のペリー来航を受け、江戸湾防衛のために江戸幕府が築いた砲台である。幕府の命を受けた伊豆韮山代官江川英龍の指揮のもと造営が開始された。純粋な軍事上の拠点であり、台場内には..
品川台場は嘉永六年(1853)のペリー来航を受け、江戸湾防衛のために江戸幕府が築いた砲台である。幕府の命を受けた伊豆韮山代官江川英龍の指揮のもと造営が開始された。純粋な軍事上の拠点であり、台場内には砲台、弾薬庫、陣屋など必要最低限の施設が設けられていた。予定では十二基の台場が計画されていたが完成したのは半分の六基に留まり、幕府の崩壊まで江戸湾防備の拠点として警備が行われた。 台場公園として整備されているのは第三台場にあたり、第六台場を除いて他の台場は撤去されている。第六台場は史跡保存のため上陸することはできない。 2017年に続日本100名城124番に指定された。
◻︎ ゆりかもめ『お台場海浜公園』駅から徒歩約15分 ◻︎りんかい線『東京テレポート』駅から徒歩約20分
無料
無し