いちきしまじんじゃ
北海道根室市弁天島2番地
文化年間、北方漁業開拓者の高田屋嘉兵衛が大漁を祈って社宇を建立して創祀した。天保14年(1843)の正月に山田文右衛門の漁場会所から出火して類焼した。元治2年3月請負人藤野喜兵衛が私費で社殿を再建し..
文化年間、北方漁業開拓者の高田屋嘉兵衛が大漁を祈って社宇を建立して創祀した。天保14年(1843)の正月に山田文右衛門の漁場会所から出火して類焼した。元治2年3月請負人藤野喜兵衛が私費で社殿を再建した。明治10年6月住民と藤野家が協議し、社費を住民負担とし修理や春秋の祭典と住民が奉仕して運営することとなった。明治15年村社に列格。明治45年、社殿を造営し境内地整備した。昭和28年、宗教法人「市杵島神社」として認証を受く。昭和33年、社殿改築(コンクリ-ト造)。
市杵島比賣神(いちきしまひめのかみ) 多紀理比賣神(たぎりひめのかみ) 多紀津比賣神(たぎつひめのかみ)
村社
1806年(文化3年)
流造
9月15日
毎年9月の第二日曜日に、参列者用の渡船あり。(年に一回のみ参拝可能)