はちまんじんじゃ
三重県度会郡南伊勢町礫浦 161
南伊勢町は五ヶ所湾を内に周辺19集落で成り立ち、南面は太平洋熊野灘を前面に控え往昔より漁獲物が豊漁で日本三大漁場といわれていた。古代人は魚類海産物を生活の根拠に居住していたと考察されるのであり従来発..
南伊勢町は五ヶ所湾を内に周辺19集落で成り立ち、南面は太平洋熊野灘を前面に控え往昔より漁獲物が豊漁で日本三大漁場といわれていた。古代人は魚類海産物を生活の根拠に居住していたと考察されるのであり従来発見されている遺跡遺物は叩石、石斧、縄文式土器、鯨骨、弥生式土器、土師器などがある。古墳も6基現存している。昭和59年旧南勢町教育委員会が学術調査を行い埋葬品と思われる環頭太刀(90センチ)、金銅打ち抜き環頭飾りの他、耳飾り銅椀など多数発掘(宮山古墳)した。内瀬古墳は上の宮(袖引の宮)境外社八幡神社(産土神)として祀る。神祭は11月17日でその祭祀は三重県特殊神事となっている。(祭祀の項目参照)。神社創立由緒等は詳かではないが古来より口伝古文書等により考証されている。安永2年(1773)礫浦指出帳に本殿を造宮神遷が行われ、同時に境内、外社八社を合祀した
《主》誉田別命