ひえはいじあと
高知県南国市比江
塔の心礎のみが残る古代寺院跡。礎石の大きさは、縦3.24m、幅2.21mと土佐で最大なもの。それに径81cmの穴は塔の中心柱を支えるためのものであり、塔の高さは30m以上の五重塔が建っていたと推測さ..
塔の心礎のみが残る古代寺院跡。礎石の大きさは、縦3.24m、幅2.21mと土佐で最大なもの。それに径81cmの穴は塔の中心柱を支えるためのものであり、塔の高さは30m以上の五重塔が建っていたと推測されている。周辺の発掘調査から白鳳時代の瓦が出土しており、土佐国分寺との位置関係から土佐国分尼寺に転用された寺跡との説もあるが確定していない。