きたのじんじゃ
鳥取県西伯郡大山町安原173
往昔、山城国北野神社の分霊を祀ったと伝わる。明治初年に天神の旧称を廃して北野神社と改称した。安原集落の氏神である。 上古、この辺りは草原であったが、延喜の頃皇子が九州太宰府を船出され、伯耆弓ヶ浜に..
往昔、山城国北野神社の分霊を祀ったと伝わる。明治初年に天神の旧称を廃して北野神社と改称した。安原集落の氏神である。 上古、この辺りは草原であったが、延喜の頃皇子が九州太宰府を船出され、伯耆弓ヶ浜に上陸になり、ここ安原に御逗留、ご持参の梅の実と松の実をお植えになったところ、一夜で芽を出し、数年で大樹となったので参拝する人が多かった。その後、この地方にも松の木が多く茂るようになったと伝わる。昔から、文字の神様として一字を奉納すれば百字の知恵を受け、一句を奉納すれば百句を授かるといい、その奉納俳句集が現存する。正月25日には大文字あげと称し、地方の人が大文字を奉納して賑わったと伝えられている。
菅原道真公
4月25日
駐車可能スペースあり
なし