しょうふくじ
和歌山県西牟婁郡白浜町堅田1211
今から370年前の寛永初期、諸国行脚の一人の青年が足を留め、庵を結んだ堅田の地。 「此処こそわが修行と布教の地」と心に定め、修行に入った。当時は無関心だった里人たちも、 仏の無辺の教えを説く姿に..
今から370年前の寛永初期、諸国行脚の一人の青年が足を留め、庵を結んだ堅田の地。 「此処こそわが修行と布教の地」と心に定め、修行に入った。当時は無関心だった里人たちも、 仏の無辺の教えを説く姿に心を打たれ、修行道場「法雲庵」と、僧がかけがえのない宝となった。 この青年僧こそ、延宝5年(1677)8月15日に生涯を閉じるまで、里人の中にあって「偉くて優しい和尚さん」として慕われた、聖福寺草創一株祖てん禅師である。聖福寺を創建するも、自分は開山とはならず、師匠の夾山東寛禅師を開山として請うていることにも、一株禅師の人柄が偲ばれる。
松尾山
臨済宗妙心寺派
千手観世音菩薩
夾山東寛
JR白浜駅より車で約3分
8時から17時
無
約10分
有