八幡神社は東氏の家臣達藤伝六郎が武道修行のお守りに弓矢八幡を祀った。
祭神は八幡大菩薩のお姿である応神天皇と、その母神功皇后、天皇の后沖津姫の三体が祀られている。
天保十五年(一八四四)八月一日に開帳供養が行われている。発願者は遠藤伝四郎忠六である。
三体の祭神は、和良郷中之保の住人山伏 右京の作と伝えられている。
ー現地案内板による。
縁起書等の保存せるものなければ、古老の口碑によれば、昔郡上郡の領主千葉東氏の家臣遠藤傳六郎と申者武道を志し弓矢八幡応神天皇の尊像を勧請して守神として現今の地に祀りしを、後世に至り本村タバタ部落並びに山田部落民の崇尊神として現今に傳ふ。