おおものいみじんじゃ
山形県酒田市本楯新田目85
当社が新田目城跡に鎮座されましたのは極めて古く、奈良朝天平年間と伝えられている。 新田目城は、平安末期の出羽国国衛(役所)で大物忌神を出羽国鎮護神として奉斎してきた。出羽国鎮守府将軍八幡太郎義家が..
当社が新田目城跡に鎮座されましたのは極めて古く、奈良朝天平年間と伝えられている。 新田目城は、平安末期の出羽国国衛(役所)で大物忌神を出羽国鎮護神として奉斎してきた。出羽国鎮守府将軍八幡太郎義家が東征の折、戦勝を祈願し太刀を奉納。源頼朝が国衛に命じて出羽国の検地を行い、大物忌神を鎌倉幕府の祈願所としていた。 その後、時代の推移とともに武将の信仰篤く時代の領主は社領を寄進、酒井家では元禄十年に境内に杉を植え、毎年二百十日の風祭を大庄屋に命じて斎行させ、庶民の信仰も深く本間四郎三郎が大般若経蔵一宇を造営、近郷での大社として絵馬の奉納神事芸能も多く、祖先が遺してくれた尊い文化遺産として伝承保存されている。 明治九年に郷社、昭和七年に県社に列せられる。
大物忌神社は山形県酒田市本楯新田目に鎮座している神社です。大物忌神社の創建は奈良時代の天平年間(729~749年)、大物忌神(出羽国一之宮)の分霊を勧請したのが始まりと伝えられています。
境内は源義家の家臣須藤氏(義家から出羽留...
大物忌神 稲倉魂命
五級社 旧県社
五月二日(六月二日)
御鉾御頭巡幸神事 賽ど焼(松明祭) 神代神楽(市文) 鹿子踊 大和舞 御神子舞
八幡太郎義家奉納太刀(国重文)
本楯駅から徒歩5分