えんかくじ
岐阜県郡上市白鳥町向小駄良414
養老年間(712年 - 723年)、佐藤半次郎なる者が天台宗長瀧寺を開いた泰澄の弟子となり、真如坊顕正と称し真如坊という寺を開いた。 文明6年(1474年)、9世・顯赫は本願寺8世・蓮如上人に帰依..
養老年間(712年 - 723年)、佐藤半次郎なる者が天台宗長瀧寺を開いた泰澄の弟子となり、真如坊顕正と称し真如坊という寺を開いた。 文明6年(1474年)、9世・顯赫は本願寺8世・蓮如上人に帰依して浄土真宗に改宗した。 万治元年(1658年)、本願寺13世・良如上人より山号寺号を賜った。 嘉永元年(1848年)、本堂および庫裏が全焼した。すぐに再建が開始されたが、幕末の不安定な政情に1854年の安政東海地震・安政南海地震、翌年の安政江戸地震などの地震が相次ぎ、被害が甚大であった東海地方では材木などの建築資材が不足して物価高騰につながってしまったため再建工事は長引くこととなった。 安政4年(1857年)11月、焼失から10年にも及んだ工事が竣工し本堂の再建が成った。
白鳥町向小駄良(しろとりちょうむかいこだら)にある浄土真宗本願寺派の寺院。同派岐阜教区郡上組第一ブロックに所属している。 現住職は佐藤準由氏。
明東山(みょうとうざん)
浄土真宗
浄土真宗本願寺派
本願寺直末
712年 - 723年(養老年間)
阿弥陀如来
顕正(佐藤半次郎)
1474年(文明6年)
顯赫
明東山圓覺寺