ごりょうじんじゃ
神奈川県茅ヶ崎市南湖2-9-10
御霊神社(ごりょうじんじゃ)は、神奈川県茅ヶ崎市南湖にある神社。現在は市内中島の日枝神社の兼務社。 御霊信仰とは、厄災の発生や非業の死を遂げた人の怨霊を鎮めて、人々の平穏と繁栄を実現しようとする信..
御霊神社(ごりょうじんじゃ)は、神奈川県茅ヶ崎市南湖にある神社。現在は市内中島の日枝神社の兼務社。 御霊信仰とは、厄災の発生や非業の死を遂げた人の怨霊を鎮めて、人々の平穏と繁栄を実現しようとする信仰。もとは隣接する御霊山西運寺の領有地にあった毘沙門堂。 平安時代末期の治承年間(1177年-1182年)、この地方一帯を治めていた懐島権守景能がこの毘沙門堂に鎌倉権五郎景政の霊を祀ったのが起源。 鎌倉時代初期の建久9年(1198年)、初代将軍源頼朝一行が、相模川の橋供養の帰路、非業の死を遂げた弟の源義経の亡霊が現れ、驚きのあまり落馬、それが原因で翌年死去したという。 そこで里人たちはその怨霊を鎮めるため、九郎判官源義経の霊をこの毘沙門堂に合祀したとも伝えられている。 長らく御霊山西運寺とともに信仰の場になっていたが、明治初年(1868年)の神仏分離により、御霊山西運寺から独立。元社殿は昭和4年(1929年)に再建したもの。 南湖地区も明治になってから急発展し、現在までに茶屋町・鳥井戸・上町・中町・下町の5つの町内に分かれている。もとは南湖地区全体として八雲神社一社を祀っていたが、現在では町内ごとに氏神を祀り、当社は鳥井戸の氏神になっている。 鳥井戸は茶屋町とともに、「ちゃとり」と呼ばれている。 例祭は2月1日に近い日曜日。毎年7月の海の日に神奈川県茅ヶ崎市西浜海岸で行なわれる浜降祭(はまおりさい)に参加する一社。社殿左側には、御霊稲荷社がある。
鎌倉権五郎平景政 九朗判官 源義経
2月1日に近い日曜日
JR茅ヶ崎駅徒歩20分 JR茅ヶ崎駅から31系統松尾行「茶屋町」下車、徒歩5分
常時(参拝自由)
無料
20分以内
なし 近隣のコインパーキングからの徒歩がおすすめです。
なし