こくたいじ
石川県金沢市寺町5-6-38
国泰寺は摩頂山と号し、臨済宗に属する。 寺記によれば、最初当寺は金沢市の公儀町(現在の長土塀)にあったが、創建の年代は明らかではない。当初は越中射水郡太田村の国泰寺の別院であったため、本寺の住職が..
国泰寺は摩頂山と号し、臨済宗に属する。 寺記によれば、最初当寺は金沢市の公儀町(現在の長土塀)にあったが、創建の年代は明らかではない。当初は越中射水郡太田村の国泰寺の別院であったため、本寺の住職が当寺の寺務を兼帯し、元和2年(1616)頃、播庭和尚の時に泉野に替地を拝領し、堂宇を再興したと伝えられる。 境内には、慶安3年(1650年)宗貞が建立した松源庵があったが、今はない。 加賀藩二代藩主・利長夫人である玉泉院の二十五回忌法要の折、小松から三代藩主・利常がはるばるお参りに訪れ、装束をここで改めたと言われている。 境内にある秋葉大権現を祀る堂があるが、これは火ぶせの神として尊信されている。 なお、当寺はタカジアスターゼの創業とアドレナリンを発見で有名な、高峰譲吉博士の菩提寺でもある。 (案内板より)
摩頂山
臨済宗
国泰寺派