よせじんしゃ
神奈川県相模原市緑区与瀬1392
新編相模国風土記等によると、古より相模川の北岸に在ったお社を現在の地にお祀りしたもので、輿瀬大権現と称し、御神像の台坐に享禄(1528~1532年、室町時代)の年号ありと記されています。 又その縁..
新編相模国風土記等によると、古より相模川の北岸に在ったお社を現在の地にお祀りしたもので、輿瀬大権現と称し、御神像の台坐に享禄(1528~1532年、室町時代)の年号ありと記されています。 又その縁起譚としての伝承に、昔此の里にヤヨ・キヨという二人の者あり、相模川御供岩にて網を打つ此の網に神躰かかりて上がる、二人の者畏こんで此れを祠に祀る。たまたま村里に悪疫流行す。川より上りし神を村里の下方に祀るタタリなる可しとて村の清浄なる現在の地に鎮め奉ったとの物語があります。 とにかく時の権力者等の力に依って祀られた神社ではなく、純然たる民間信仰の力によって祀られ、伝えられてきた神社であると考えられます。 御祭神は日本武命を御祀り申し上げ、数々の御霊力の中、厄除、開運、子供の健康祈願、虫ふうじに詣でられる方々が非常に多く、輿瀬のごんげんさまの虫ふうじという言葉で多数の人々に親しまれ大きな信仰を集めております。 創建当時より村人をはじめ遠近の信仰者により守られ、あるいは金峰山慈眼寺の別当により管理され、諸星神主家の司祭によって今に至る此の神社が大体只今の形状に調いましたのは元禄元年と推察され、現存する元禄の銘のある石段、宝暦年間に江戸の商人より寄進された神輿等江戸時代の社頭の繁栄が偲ばれます。
日本武命
与瀬のごんげんさま
4月13日 例大祭 8月1日 夏祭
歳旦祭 節分祭 例大祭 湖浄祭 勤労感謝祭 大祓 除夜祭
JR相模湖駅から国道20号沿いの鳥居まで徒歩9分
約45分
無し