とりあげかんのん
新潟県東蒲原郡阿賀町取上94
取上観音の創建は12世紀後半に取上観音(阿賀町)佐原十郎義運の家臣、小田切弾正忠義が武運長久を祈願し観音像を安置したのが始まりと伝えられています。建暦2年(1212)、朝比奈三郎義秀(幕府御家人、和..
取上観音の創建は12世紀後半に取上観音(阿賀町)佐原十郎義運の家臣、小田切弾正忠義が武運長久を祈願し観音像を安置したのが始まりと伝えられています。建暦2年(1212)、朝比奈三郎義秀(幕府御家人、和田義盛の3男)が自らの非力を嘆き1ヶ月の間、観音菩薩に祈願し続けると義秀の霊夢に観音菩薩の化身が立ち強力を授ける事を告げました。義秀は疑問に思いながら観音堂の下に流れる阿賀野川の中の大石を持ち上げると不思議と軽々と取り上げる事が出来た事から何時しか取上観音と呼ばれるようになったそうです。
現地案内板より。
近くに停められる場所があります。