たんこういん
神奈川県秦野市西田原98
潭廣院は曹洞宗の寺で、山号は延命山といいます。寧六七年(1564)開創、開山は関翁宗越と、慶応四年(1868)の「潭廣院開創由来と末寺書上」に書かれています。 一時期無住になった潭廣院から薬師如来..
潭廣院は曹洞宗の寺で、山号は延命山といいます。寧六七年(1564)開創、開山は関翁宗越と、慶応四年(1868)の「潭廣院開創由来と末寺書上」に書かれています。 一時期無住になった潭廣院から薬師如来坐像、聖観音菩薩立像、地蔵菩薩立像が曽屋村瑠璃光山慈眼寺に移され、以来、地元の方々だけでなく、遠く旅商人や職人が健康を祈願していく姿も見え、風土記にある相模薬師第十七番として栄えたようです。このお堂は、昭和四十年、福祉会館に建て替える前の、曽屋公開堂内に祀られていたもの。会館建設でお堂は西田原潭廣院へ里帰りしました。
延命山
曹洞宗
永禄七年(1564)開創
地蔵菩薩
関翁宗越
相模二十一ヶ所薬師霊場 第十七番札所