やなやくしとうこうじ
神奈川県秦野市南矢名336
東光寺縁起によれば、当寺の興りは天平17年(745年)僧行基が鎮守諏訪明神の神託によって刻んだ薬師如来像を安置した庵(薬師堂)と言われています。 治承3年(1179年)には、領主野田氏が堂塔寺院を..
東光寺縁起によれば、当寺の興りは天平17年(745年)僧行基が鎮守諏訪明神の神託によって刻んだ薬師如来像を安置した庵(薬師堂)と言われています。 治承3年(1179年)には、領主野田氏が堂塔寺院を二子台に造立しましたが、建保元年(1213年)に兵火により焼失、建保6年(1218年)に近縁の信者により同地に再建され、その霊験によって大いににぎわったと伝えられています。 その後も再三の戦乱による火災による焼失・再建・修復が繰り返され、現在の薬師堂は慶長8年(1603年)、徳川家康が征夷大将軍となり、江戸幕府を開いた年に建立されました。
醫王山
薬師院
天台宗
天平十七年(745)僧行基により開基
治承三年(1179)
野田氏仏恩報謝のため三堂一院建立、運営法師中興開山となる
醫王山 薬師院 東光寺
矢名薬師
相模二十一ヶ所薬師霊場 第十五番札所
木造薬師如来立像(神奈川県指定重要文化財)