だいりゅうじ
岐阜県関市倉知874-1
慶長5年(1600年)、祥興山法林寺の名で創建されたが、火災で衰退した。 寛永10年(1633年)、倉知地区を治めていた旗本・村瀬左馬介重治によって再興され、大龍寺と改称された。また村瀬氏は大龍寺..
慶長5年(1600年)、祥興山法林寺の名で創建されたが、火災で衰退した。 寛永10年(1633年)、倉知地区を治めていた旗本・村瀬左馬介重治によって再興され、大龍寺と改称された。また村瀬氏は大龍寺を菩提寺とした。中興開山として龍泰寺17世・天庵正尭大和尚を迎えた。 享保3年(1718年)、3世・月指和尚のときに火災で古文書等が焼失しており、以前の来歴はあくまで伝承に基づき、詳しいことは不明である。弘化3年(1846年)、11世・玄雄和尚の時代にようやく本堂が再建された。 明治24年(1891年)の濃尾地震では本堂が倒壊し、3年後に14世・達玄和尚によって再建された。 村瀬氏の菩提寺であることから本廟があり、村瀬氏にゆかりのある鞍知神社の祭礼・倉知祭(毎年4月第3日曜)の際には昔ながらの裃や烏帽子姿の氏子十数名が本廟に参詣し、祭の無事円成を祈願している。 現住職は竹山玄道氏。
倉知(くらち)にある曹洞宗の寺院。同派東海管区第4教区に所属している。
瑞雲山
曹洞宗
1600年(慶長5年)
釈迦牟尼仏
1633年(寛永10年)
天庵正尭 村瀬重治
瑞雲山大龍禅寺
有り(境内南)