せいがんじ
石川県小松市向本折町坤2
元は大慈庵と称えました。小松城主前田公の側室定光院を開基、金沢天徳院第11世素有和尚が法燈を継ぎ居住されていたが病没後は法燈が絶え廃寺同様でした。天徳院の持分であり宝歴12年(1762)天徳院大年秀..
元は大慈庵と称えました。小松城主前田公の側室定光院を開基、金沢天徳院第11世素有和尚が法燈を継ぎ居住されていたが病没後は法燈が絶え廃寺同様でした。天徳院の持分であり宝歴12年(1762)天徳院大年秀有和尚が大慈庵を誓願寺と改称。明和8年(1771)小松城代前田修理知定没せられ、その夫人が泥町に再建しました。安永2年(1773)誓願寺が中興して法燈晃々と輝くことになりました。安政2年(1856)に現在地小松市向本折町に移転しました。
お寺の見どころ ・山門より本堂へ向かう右側に樹齢120年以上の「百日紅」が大きく枝を伸ばし、紅色の満開時(8月10日前後)は見頃である。 ・寺院裏には小松市営共同墓地があり5000区画、約700基の墓標が広大な敷地でしかも、平地にあ...
宣光山
曹洞宗
阿弥陀仏
小松城主前田公の側室定光
清国渡来「刀林尋段々壊」図