ほうみついなりしゃ(ふしみいなりしゃ)
東京都品川区二葉4-4-12 蛇窪神社境内
今から丁度七百年前に東京・埼玉一帯が深刻な大飢饉が訪れた際、厳正寺第二世法密上人は、蛇窪龍神社に雨乞いの断食祈願をしました。そして豊作を祈る為、京都伏見稲荷大社の御分霊を雨乞いの祭壇へお祀りされたと..
今から丁度七百年前に東京・埼玉一帯が深刻な大飢饉が訪れた際、厳正寺第二世法密上人は、蛇窪龍神社に雨乞いの断食祈願をしました。そして豊作を祈る為、京都伏見稲荷大社の御分霊を雨乞いの祭壇へお祀りされたと伝わります。この危機を免れた村人たちが感謝をして翌年以降に現在の蛇窪神社をお祀りいたしました。 由緒を後世に伝える記念事業の一つとして、雨乞いが行われてから七百年目の令和4年に「伏見稲荷社」の改修工事を行い、同年11月1日午前零時に遷座祭を斎行いたし、祈願成就の証しである上屋に吊るされた提灯111本が点灯。そして上人様の偉業を称えて「法密稲荷社」に改名いたすことになりました。
蛇窪神社の境内社 旧伏見稲荷社が法密稲荷社と改名