さおかじんじゃ
奈良県奈良市法蓮町609−1
狭岡神社(さおかじんじゃ)は、奈良市街地の北部、佐保・法蓮エリアに位置し、奈良高校の隣に位置する神社です。境内は、深い鎮守の森の中にあり、地元の人々により整備された美しい環境を保っています。 佐保..
狭岡神社(さおかじんじゃ)は、奈良市街地の北部、佐保・法蓮エリアに位置し、奈良高校の隣に位置する神社です。境内は、深い鎮守の森の中にあり、地元の人々により整備された美しい環境を保っています。 佐保丘天神、狭穂岡天神、狭岡天神等とも呼ばれる狭岡神社の由緒は、霊亀2年(715年)に、国家鎮護及び藤原氏の繁栄を願い、藤原不比等が自宅である「佐保殿」に創祀したことにさかのぼるとされています(一般には「法華寺」が不比等の邸宅跡とされています)。また、菅原道真を祀るとも言われており、「菅原天神の隠居」との表現もなされます。 境内の美しさに表れているように、佐保エリアの身近な氏神として、狭岡神社は現在でも地元の人々の深い信仰を集めています。祭神は若山咋之神・若年之神・若沙那売神・弥豆麻岐之神・夏高津日之神・秋比売之神・久久年之神・久久紀若室綱根之神など、五穀豊穣を願う神々が目立ちます。
若山咋神・若年神・若沙那賣神・彌豆麻岐之神・夏高津日之神・秋比賣神・久久年神・久久紀若室葛根神
式内社
霊亀二年(715年)
・近鉄、JR奈良駅から「西大寺駅」「航空自衛隊」行き乗車、「教育大附属中学校」バス停下車、北に徒歩5分 ・近鉄奈良駅から北西に徒歩25分 ・JR奈良駅から北に徒歩25分