みょうえんじ
岡山県真庭市勝山733
妙円寺の創建は延文5年(1360)、当時の高田城の城主三浦貞宗が大覚大僧正を招いて開いたのが始まりとされます。歴代城主と関係が深かった事で庇護される一方で戦乱になると標的にもなり4度の火災にあってい..
妙円寺の創建は延文5年(1360)、当時の高田城の城主三浦貞宗が大覚大僧正を招いて開いたのが始まりとされます。歴代城主と関係が深かった事で庇護される一方で戦乱になると標的にもなり4度の火災にあっています。当初は高田城の城内にありましたが戦国時代の兵火で焼失し衰退、宝暦5年(1755)に豪商金田市郎衛門によって現在地に再興しています。現在の本堂は延享2年(1745)に再建されたもので重層入母屋造、銅瓦棒葺(元本瓦葺)、唐様と和様の折衷式で欄間などに精緻な彫刻が施されています。番神堂は宝暦2年(1752)に造営されたもので入母屋、銅板葺、妻入、一間社、正面唐破風向拝付、中山造。妙円寺の本堂と番神堂は江戸時代中期の寺院建築の遺構として貴重なことから真庭市指定文化財に指定されています。
宗定一塔両尊を本尊とする日蓮宗の寺院。 延文5年(1360)に高田城主三浦貞宗が創建したといわれています。
金原山
日蓮宗
1360年
一塔両尊
大覚妙実
三浦貞宗
30分
あり