こくしょうじ
熊本県天草郡苓北町志岐1360
萬松山国照寺は、乱から6年の星霜を経た1644年(正保元)6月、重成公の兄石平正三大庵主を開基・勅特賜了外廣覚禅師一庭融頓大和尚を開山として、鈴木重成公によって創建された曹洞宗寺院です。
創建..
創建の目的は様々であったと思われますが、天草島原の乱の犠牲者の追善供養・仏法興隆・民心の安定を図ること等が推測されます。 山号の萬松山功徳林は、開基正三大庵主の父・萬松院殿月巌照心居士、母・功徳院殿桂壁貞芳大姉に由来しています。 当山は、天草四ケ本寺(国照寺・東向寺・円性寺・崇円寺)の一つとして旧幕時代には寺領45石でしたが、明治6年上地となりました。 苓北町文化財指定の国照寺庭園は、広大な寺域の中に自然の美を巧みに生かした禅庭園であり、当寺11世中興恵天禅師によって天保年間(1830~)に築造整備されたものです。又、境内を囲む池は、心字形に掘られていて特徴があります。
天草四ケ本寺
萬松山
曹洞宗
正保元年(1644)
勅特賜了外廣覚禅師一庭融頓大和尚
萬松山功徳林国照寺
国照寺庭園
3月21日 大師祭