みょうれんじ
島根県出雲市下古志町1660
当寺は、大永7年(1527)本法院日秀上人開基の寺である。現在も畑田・寺垣内という地名が残るが、当初の堂宇は現在地より約300メートル北の平野に建立されていた。第六世顕寺院日久上人が古い寺跡を開墾耕..
当寺は、大永7年(1527)本法院日秀上人開基の寺である。現在も畑田・寺垣内という地名が残るが、当初の堂宇は現在地より約300メートル北の平野に建立されていた。第六世顕寺院日久上人が古い寺跡を開墾耕地して、貞享4年(1687)現在地に移転した。この移転は十間川開削に関係があったと推測されている。次いで、第七世本寺院日悦上人は、広宣流布に精進し、これに帰依する信徒は次第に増え、大いに教線を拡充させた。なお第二世日春上人代には古志領主・熊谷元直より寺領六万石余の寄贈を受け、また第四世日実上人も、妙雲寺と光明寺を第五世日言上人は法泉寺を、それぞれ開創している。四百八十有余年、法灯は連綿と輝き続けて現在に至っている 本堂後山に稲荷大明神が祀られ、その守護神祭が毎年九月一日に行われ、大いに賑わっている。
久遠山
日蓮宗
大永7年(1527) 本法院日秀上人
島根県指定史跡
無料
25分
有り