ほんぎょうじ
兵庫県たつの市龍野町大手63
本行寺の歴史は南北朝時代に遡り、観応三年(1352)に真言宗の寺院として建立されたといわれているが、詳細は不明。 『慧光山傳燈録』によると、常不軽院日真大和尚が御年84の時に有馬へ向かう道中で辻説..
本行寺の歴史は南北朝時代に遡り、観応三年(1352)に真言宗の寺院として建立されたといわれているが、詳細は不明。 『慧光山傳燈録』によると、常不軽院日真大和尚が御年84の時に有馬へ向かう道中で辻説法を行ったところ、その聴衆の中に播州龍野の密僧で、法印令順というひとりの僧がいた。 令順は日真の説法を聴いて感銘を受け、名を日順と改めて法華経を信じ研鑽を積むこととなった。 大永八年(1528)、国元に戻った日順は真言宗から改宗して『本行寺』と寺号を改めた。 以後、日順は元亀元年(1570)に入滅するまで姫路や飾磨などに法華宗の寺院を建立するなど播州における法華信仰の草分けとなった。
遠壽山
法華宗
真門流
観応三年(1352)
輪円具足大曼荼羅
要法院日順
大永八年(1528)
JR姫新線本竜野駅下車、徒歩15分
日中境内自由
無料
約15分
無し
有り