やみやじんじゃ
埼玉県比企郡小川町中爪1039
『中爪の八宮神社の創建の年代については、不明である。しかし、神社の東側にあり、「中爪の大師様」として知られ、江戸時代は八宮神社も管理していた普光寺が元和二年(1616)の創建と伝えられていることから..
『中爪の八宮神社の創建の年代については、不明である。しかし、神社の東側にあり、「中爪の大師様」として知られ、江戸時代は八宮神社も管理していた普光寺が元和二年(1616)の創建と伝えられていることから、八宮神社は戦国期ごろの創建ではないかといわれている。 また、「神社明細帳」には、「元毘沙門天と唱へ来りしも御維新以来素盞嗚尊と改称」と記されており、かつて村内にあった毘沙門堂と関係が深かったことがうかがえる。毘沙門堂は、地内の毘沙門谷津と呼ばれているあたりにあったといわれ、この堂を普光寺の隣に移した際、改称して神社としたものとの説もある。 境内に祀られている東照宮は、徳川家康公を祀る社で、幕臣であった高木甚左衛門正則が寛永年間(1624~44)に家康公の御真影(絹本着色の画像)を普光寺に奉納した際に、これを安置するため建立されたものである。元は寺持ちであったが、明治以降、神仏分離によって一社となった。この御真影は普光寺に保管されており、毎年四月十七日(近年は十八日)にはこれを掛けて祭典を行う』 (「小川町の歴史 別編 民俗編」より抜粋)
中爪の善光寺は「大師様」もしくは「厄除け大師」の通称で知られる天台宗の寺院である。当社は、この善光寺の西に隣接している。 当社は、中爪の鎮守として祀られてきた社で、江戸時代には善光寺が別当であった。創建の時期は明らかではないが、善光...
素戔嗚命
旧村社