ほうこうじ
千葉県東金市田中310
東金市田中にある日蓮宗の寺院。 創建当初は西法寺という真言宗の寺院だった。 土気城主酒井定隆の改宗令「上総七里法華」に従わなかったため堂宇破却・寺僧追放。 まもなく定隆の命で心了院日泰上人によ..
東金市田中にある日蓮宗の寺院。 創建当初は西法寺という真言宗の寺院だった。 土気城主酒井定隆の改宗令「上総七里法華」に従わなかったため堂宇破却・寺僧追放。 まもなく定隆の命で心了院日泰上人により現在地に寶珠山法光寺(法華宗日什門流)として再建された。 のちに妙満寺輪番上総十ヶ寺に数えられ、江戸前期には本堂・客殿・釈迦堂・多宝塔などの伽藍が立ち並び、末寺数ヶ寺を有する上総屈指の大寺となる。 三代将軍徳川家光公からは寺領18石を与えられた。 第2世日行上人の時代から伝わる寺宝の水晶玉は「うぶすなの玉」と呼ばれ、昔から安産祈願の御利益があるとして地元の女性たちに崇められていた。 三派合同後、顕本法華宗系単立を経て日蓮宗に復帰した。 令和元年房総半島台風により本堂が全壊。 現在は撤去も完了し、新本堂建立を待っている状況。
東金市田中にある日蓮宗の寺院。 もと法華宗日什門流で、上総十ヶ寺に数えられた古刹。
寶珠山
日蓮宗
もと上総十ヶ寺
延徳元年 (1489年)
心了院日泰
寶珠山法光寺
閻魔王坐像(東金市指定有形文化財) 山辺赤人坐像(東金市指定有形文化財)
有り