ぜんのうじ
岐阜県美濃市吉川町1765
善応寺(ぜんのうじ)は岐阜県美濃市吉川町にある寺院で山号は慈雲山。釈迦牟尼如来を本尊とする曹洞宗の寺院である。境内に弘法堂があり、中濃八十八ヶ所36番札所となっている。
元和2年(1616年)..
元和2年(1616年)、豊臣方について滅亡した佐藤氏の菩提を弔うために築かれ、寛文8年(1668年)、関龍泰寺18世長霊正鎮を招き曹洞宗の寺院となった。江戸時代中期、11世住持となった玄透即中は後に永平寺50世となり、その再建に尽くしたことにより永平寺中興の祖と称えられた。寺内にはその墓が設けられている。文政12年(1829年)、火災に見舞われ一部を除き焼け落ちたため、その後建て直された。
先に挙げた玄透禅師の墓の他、円空作誕生仏と阿弥陀来迎図が美濃市の文化財に指定されている。
慈雲山
曹洞宗
1668(寛文8年)
釈迦牟尼仏
長霊正鎮和尚
中濃八十八ヶ所第36番札所
市指定/誕生仏(円空作)、阿弥陀来迎図、玄透禅師墓
1月1〜3日 修正会 2月15日 釈尊涅槃会 3月21日 春彼岸会 4月8日 釈尊降誕会 8月15日 孟蘭盆会 9月23日 秋彼岸会 10月18日 善應寺開山忌 12月8日 釈尊成道会
長良川鉄道「美濃市駅」下車 徒歩10分。 東海北陸自動車道 美濃ICから5分。